自分で手作りスープを作る時に、絶対に押さえておきたいポイント。美味しく作るためのコツを紹介します。
出汁の出る食材&うまみ出る具材を活用
本格的にスープを作る時は、ブイヨンやだし汁など手間ひま&時間をかけて調理する必要があります。
ですが、家でスープを作る時には、そこまで時間をかけなくても「うまみ」「出汁」を出してくれる食材をうまく活用するのがおすすめ。
うまみの出る食材としては、ひき肉・あさり等の貝類・ソーセージやハムの他、人参・玉ねぎ・セロリ等の香味野菜も使いやすいです。
また、意外な所では、あまりスープに使うイメージのない「ツナ」等も手軽にうまみをプラスしてくれます。
食材のうまみを引き出す調理
食材のうまみを引き出す調理を意識します。具体的には次のような調理方法でスープを作ると、食材のうまみを引き出す事ができます。
- 食材を細かく切って煮込む。
- 煮込む前にフライパンでじっくり炒める。
- 大葉やネギ等はあえて直前に入れて火をいれすぎない。
特に「フライパンでいったん炒めて煮込む」はよく使われる方法で、野菜の甘み等を引き出す時にもよく使われます。
調理器具を工夫する
スープ作りで使う鍋は、普通の鍋よりもホーロ鍋(STAUBやルクルーゼなど)の食材の水分を使える鍋がおすすめ。
少量の水で野菜からの水分を使って調理できるので、コク&味のしっかりとしたスープを手軽に作る事ができます。
具だくさん系のスープを作りたい時にも必須のアイテムです。
塩はやや強めにする
味見をしながら自分では思っているよりも少し強めの塩をふるようにします。しっかりめの塩は食材の旨味を引き出し、美味しいスープにできます。
先に紹介した食材のうまみを引き出す調理の中で「煮込む前にフライパンでじっくり炒める」という工程がありました。
このタイミングで塩を振ってしまうと、野菜や食材から水分が抜け出てしまうので、炒めている途中で加えないように注意します。
香り付けに油を活用
お店のような味わいの本格的な味わいのスープに仕上げたい!という人は、「香り付けに油を使う」というテクニックを覚えておくと良いかもしれません。
質の良いエクストラヴァージンオリーブオイルを仕上げに数滴垂らすだけで、簡単に洋風&本格的な味わいのスープに仕上げる事ができます。また、同じ要領でごま油を垂らせば、中華風なスープにする事も。
オイルや油を使った風味付けの注意点は、「安物の油はNG」という事。少し奮発しても良い油を買う事で、お店のような味わいの抜群の風味をプラスできます。